Birth!!
「銀さん!!掃除するんで外行ってください!」
「あぁ?なんでわざわざ」
「アンタどうせ掃除手伝わないんだから邪魔なんです!」
新八にひどい言われ方をして家から追い出された。
あの家の主は俺なのに…。
銀時はぶらぶらかぶき町を歩く。
パチンコでも行くか、団子屋に行って団子でも食べるか、それとも誰か金蔓を見つけて奢ってもらうか。
結局パチンコには行かず、団子よりもパフェが食べたい気になり団子屋には行かず、
それなのに金蔓には会わなかったので、河原で昼寝をし、日が傾いてきてからやっと家に帰った。
家の扉を開けただいまと声をかけるとぐいっと新八と神楽に引っ張られ、無理矢理下の店に連れて行かれた。
戸を開けるとパンッと乾いた音とともに頭上から紙が降ってきた。そして横にいる二人が
「銀さんおめでとうございます!!」
「銀ちゃんおめでとうアルヨ!!」
今日は10月10日、銀時の誕生日だ。
貸し切りにしたスナックお登勢にはいろんな人がいた。
お妙や九兵衛、長谷川にさっちゃん、チンピラ警察の数名。
大量のご馳走にケーキ。
坂本からの誕生日祝いらしい。やっぱり金持ちの親友を持つといい。
日輪と月詠と晴太からは来れない代わりに酒がプレゼントされていた。
……晴太からはさらに晴太が働いている店の商品があった。捨てた。
「私、銀さんのためにケーキ焼いてきたんですよ〜」
「何それ!?暗黒物質じゃん!!」
「すまない、僕はボンレスハムしか持ち合わせていなくて…」
「だからなんで懐にハムが入ってんだよ!」
「悪いな〜銀さん、俺金ないからこんなもんしか用意できなくてよ〜」
「あ、やっとまとも…っておいィィ!子供の前だろうがァァ!」
「銀さん、プレゼントはわ・た・しゴハァァァァ!!」
「……」
「がはは!万事屋!俺からはハグをしてやろう!」
「いるかァァ!!キモイ!暑苦しい!お前ってそんなキャラだったっけ!?」
「旦那!俺からは真選組ソーセージです!」
「お前やっぱり地味だな」
「旦那ァ、俺からは鎖付きの首輪でさぁ。これで調教プレイしやしょう」
「帰れ!ドSの星に帰れ!逝け!!」
「万事屋、俺はケーキだ。マヨネーズをトッピングしてもらった」
「脳髄とマヨネーズ混ざって超反応起こして死ね」
さらには桂、高杉からケーキや和菓子が届いた。
幸せの日。
