「お兄さん、今日誕生日なんだって?」
「神威!!??」
窓に座り足をぷらぷらさせ、月明かりを浴びオレンジの髪が鮮やかに輝く、月は満月に近いというのに目を三日月にして微笑む男。
「お前突然現れんな!こんなところで何してんの!?春雨は?」
「今日はお兄さんの誕生日だから地球に下りてきた」
「お前のことだから勝手に下りてきたんだろ」
「正解♪今頃阿伏兎怒ってるだろうな〜」
「だったら帰れよ」
「ねぇ、俺、プレゼント用意してないんだごめんね」
「スルー!?」
「何がいいかなぁ?」
「いらねぇよ。お前からなんて何くれるかわかったもんじゃねェ」
「そうだな、あ、思いついた。絶対お兄さんもよろこぶものだよ!」
「ねぇ、さっきから噛み合ってないよ!?言葉のキャッチボールって知ってる!?」
神威は笑顔を張り付けたまま銀時を敷いてあった布団に押し倒し覆いかぶさった。
そしてまたまた笑顔のまま着ていた甚平を左右に割り開く。
「ちょ、これのどこが俺の喜ぶこと!!??」
「うん、お兄さんも悦ぶでしょ?」
「字違ァァァァァァう!!!」
「ふ、……痛い……」
「はは、お兄さんの泣く姿って綺麗だなぁ」
「て、めぇ!あ!ほん、といや!!あぁ!」
「俺は善いよ」
「ほんっと、お前とは話が噛み合わねェェェ!!」
キャッチボールはちゃんとしようend.(神威)
