「銀時、誕生日おめでとう」
「お、おぅ、ありがとな」
「もう11日じゃが。本当は当日直接言いたかったんだが、すまぬ」
「いやいやいや、いいよ別に、ってかお前に祝ってもらうってのがなんか信じらんねぇっていうかよー」
「なんじゃ?わっちじゃ不満なのか」
「いやいやいや、月詠姉さまに祝ってもらって坂田銀時嬉しい限りです!!」
ここは吉原。
昨日は銀時へと日輪、晴太と共に酒を贈ったのだがそれの礼を兼ねて銀時は新八、神楽を連れて吉原へ出向いた。
新八と神楽は向こうの部屋で晴太と遊んでいる。
「昨日の酒はどうじゃった?」
「ああ、あれ、ほとんど他の奴らに呑まれちまったよ」
「そうか…。じゃあ今呑むか?わっちが酌してやろう」
「いや!!お前に酒持たすと大変なことになるのでオコトワリシマス!」
「そう遠慮するな。わっちの酒が呑めないとでも言うのか?」
「いや、はい、呑ませていただきまーす…」
しかし、月詠は一切酒を飲まず、酌をしているだけだった。
ほっとしたのも束の間、月詠はふらふらと銀時に近寄りどん、と押し倒す。
「月詠?どうした…?」
「…銀時、脱げ」
「はぁぁぁぁ!!?」
「いいから脱げ。……ひっく」
「え?月詠さん?ひょっとして酔ってます?」
(でも呑んでねぇはず……まさか匂いで酔ったのか!?)
「早く脱がんかぁぁ!」
「はいぃぃぃぃぃい!!」
しかたなく銀時は半裸になる。
月詠はあらぬところを触ってきた。
「つ、月詠さん!??そこは触っちゃいけませんよ!?」
銀時の制止に耳を貸さない。
「おい、ほんとにやめろっ…っふ」
「銀時、かわいい顔をするな」
「男に使う表現じゃないから!っあ!ちょ、ホントにやめろ!!冗談じゃ済まされねぇって!」
「なんじゃ?銀時はわっちのプレゼントが受け取れぬと言うのか?」
「いや、わ、わーうれしいなぁ……」
月詠の銀時を見下ろす顔はやくざのようだった。
「きゃーーーーーーーー!!!」
悪酔いend.(月詠)
