十二

とりあえずまず、風呂に押し込んだ。
服を脱がしてみると、別に目立つ痕はない。手首の擦過傷だけだ。あと、首のところに赤いキスマークと噛み痕があった。
目立つ痕はないのだが、銀時が必死で隠している場所、そこは熱を持って勃ちあがり、蜜をたらしていた。俺は何もしていないのに。


「・・・銀時、どうしたんだ」
「っ!み、見んな・・・っ」
「・・・・・・誰だ。誰にやられた」
「見んなっ、離せ」
「言え」


銀時は俺の激昂にびくりと肩を震わせ、小さな声で言った。高杉、と。


「高杉?誰だそいつは」
「前・・・俺がいたところの・・・」
「お前を飼ってたっていう奴か」
「・・・うん・・・今日、うちに来て、そんで・・・」
「バレたってことか」
「ごめん、汚した、土方の家なのに、俺、」
「そんなこたぁどうだっていい。・・・探したんだぞ。心配した。何か事件に巻き込まれたとか、・・・その高杉って奴の所に戻ったのかと思った」
「・・・ごめん」
「とりあえず、それ辛いだろ」
「あ・・・」


銀時の熱を帯びたものに触れると、さらに蜜を零す。
そして銀時は爆ぜたが、まだそこは硬度を保っている。媚薬でも盛られたんだんだろう。


「土方・・・な、中に」
「ん?どうした?」
「入れて、そんで、出して、じゃないと中和されないって」
「・・・なんだ?そんなクスリなんてあんのか?」
「わ、かんね、でも高杉が、そうやって言ってた、から」
「・・・・・・立てるか」


俺は銀時を立たせ、ベッドに連れて行った。
そのクスリの真相は知らないが、効果が切れるまで銀時を抱いた。





夜が明け、銀時を一人にしていくのは心苦しかったが、このホテルから一歩も出るなと言い残し俺は仕事へ向かった。
山崎を様子見にやることにした。




だがそのことを俺は後悔する。
昼過ぎの山崎からの連絡は、悪いものだった。