銀時は夜に主に仕事をしていて、俺は主に日中。生活時間が噛み合わないが、銀時の仕事はないときもあり、一緒に寝ることができる。
朝、早めに起きて、帰ってきた銀時と過ごすこともある。
何をして過ごすかって、当然。
昨日、俺が仕事から帰ってきた時にはもうすでに銀時は仕事に出てしまっていた。
仕事が立て込んで帰りが遅くなってしまった。日付が変わっていたため、「仕事だから行く」とのメールの通り、一人の家にさみしく帰る羽目になった。
夕飯をチンして深夜番組をとりあえずつけてメシを食って、風呂に浸かって寝た。
隣に温もりを感じて目を覚ますと、帰ってきた銀時がホストが着るようなワインレッドのシャツを着たままベッドに突っ伏していた。
ベッド横のチェストに乗った目覚ましを見るとまだ5時。
「んぅ・・・」
顔をシーツに埋めるように寝ていたから息苦しくなったんだろう。もぞもぞと動いてこちらを向いた。
息が酒臭い。またホストのヘルプでもやっていたんじゃないか?
酒弱いくせにたくさん飲んだんだろう。ぐっすり寝ている。鼻をつまんでみたが起きなかった。そのかわりかわいいうめき声をあげるだけで。
「・・・・・・」
銀時の寝顔を見ていたら下半身に熱が集まってきた。
ここんとこ仕事が忙しかった所為で、最近できていなかったし、疲れと一緒に性欲は溜まるしで、すぐに俺の息子も起きた。
いいよな、よく朝だってヤってんだし。銀時は仕事終わって帰ってきたんだし。俺達恋人同士なんだし。うん。それにこいつだって悪いんだ。
唇半開きにして、シャツを胸元辺りまで開いているせいで鎖骨はのぞいてるし。
唇ぷるぷる・・・。鎖骨、ってか肌白・・・。いつも見てるけどやっぱりそそるな・・・。
よし。
俺は銀時に覆いかぶさり、シャツのボタンを外し鎖骨に口づけた。銀時は目を覚まさない。
胸まで舌を辿らせて、手を股間に滑らす。いつもなら俺に触れられれば、胸に舌を這わせたり、耳を嬲ったり、鎖骨に歯を立てればすぐに勃たせるのに、
今は寝ているせいか反応が薄い。
ベルトを外そうとしたら、銀時はしてなかった。床に目を逸らすとベルトが落ちていた。コイツ、ベルトは外して寝たのか・・・。
そのことで脱がしやすいスラックスのチャックを下げ、下着から銀時のモノを取り出した。銀時本人と同じように寝たままだ。
銀時のかわいいモノを上下に扱き始めると、反応は薄いが芯を持ち始めた。
口内に含み、口淫してやると、完全に勃起し蜜を溢れだしてきた。
息子は起きたが、銀時は起きない。
相当酔って帰ってきたんだろう。
俺はチェストの一段目に入ってるローションを取り出す。片手では刺激を与えるのを止めない。ローションのキャップをパカッと開けると、銀時の目もパカッと開いた。
「おはよ」
「おう、おはよう」
銀時はしぱしぱ瞬きをして、「なにしてるの」と舌足らずに聞いてくる。まだ寝ぼけていて自分の状況に気づいていないらしい。
んぅ、と声を洩らしながら徐々に銀時の目が下に下りる。
「な、なななななな!!」
「な?」
「何しとんじゃァァァァァァァ!!!!」
銀時はそのまま殴りかかってきそうだったので、その腕を押さえ、さらに股間に刺激を加える。
「んあ!」
「朝っぱらからうるせぇよ」
「朝っぱらから盛んなよ!!」
「溜まってるときに隣に恋人が寝てたら盛るだろ」
「だからって寝込み襲うのは反則っあぁ!」
感じて、抵抗の弱まった銀時の腕から手を外し、ローションを手に取り掌に垂らす。
ローションを纏わせた掌で銀時の蜜を垂らすモノに触れ、そのまま後ろへと指を滑らせ入口をゆるゆると撫でる。
ひくひくと震える蕾。指を挿入れる。後ろだけでも感じるように、イけるようになっている銀時だが、今は指を入れて弄ってもいつものようには反応しない。
まだ身体は寝起きすぐで寝惚けているんだろう。
それでも、程良く解けた後孔に、俺は熱を押しつける。
「あっ、ちょっ、マジ嫌だって、こんな朝、からっああぁぁ!!」
ぐっと力を入れ、推し進める。肉を割るこの感覚。熱い中。締め付けられる。
じわじわと奥まで埋め込み一息つく。
銀時も同じように一息つき俺を睨む。
そんな、潤んだ、ビー玉のような瞳で睨まれても怖くない。
「て、めっ、ホント最悪・・・寝込み襲うとか・・・卑怯だから。ホント死ね、お前・・・」
むしろ、
煽られる。
「あぁ!ひぁ!」
腰を打ちつける。
銀時の身体も覚醒してきたのか、さっきよりも感じてきたみたいだ。
「あ、んぅ、ひ、じかたァ!あぁ!は、あ、あ」
「銀時・・・っ」
寝室の窓に差し込む光は徐々に眩しさを増して行く。
太陽が沈むどころか上り始めている頃にこんなことをして、怠惰だな、なんか、すごい背徳的だ。
そんなことを思っていたら、銀時の顔の横に置いていた腕を掴まれた。
「て、めぇ、人の寝込み襲っておいて、違うこと考えてるとは、ど、いうことだ、っ」
「あ、あぁ、悪ぃ」
「ほん、と、お前、後で覚えてろ、よ!!」
銀時を放って別のことを考えていたことのお詫びに俺は奥を突いた。
銀時は嬌声をあげ、背が反る。俺の腕を掴んでいた手に力が入る。銀時の中に埋めた熱をゆっくり引き抜くと、
銀時は甘い声を上げ熱塊を咥えこんでいる後孔が引きとめようときつく蠢く。
「っ」
「あぁぁ!!」
そのきつさにイきそうになるが、息を吐いて、熱を逃して再び奥に突き入れる。
それからがつがつと、注挿を繰り返す。
「あ、あっ、ひじ、かたぁ!も、イ、あ、やぁっ」
「くっ、お、れも」
最後にもう一度ギリギリまで引き抜いて前立腺に当たるように突き入れる。
その衝撃で銀時は絶頂を迎え、俺も締め付けに耐えきれず達した。
「あー、てめぇ、ホントにぶっ殺す。しっつけぇオバチャンの相手して疲れて帰って来たってのによォ。
さらに疲れるとかどういうこと?ホントさぁ、寝込み襲うとかないわ〜」
「お前が隣に寝てたから」
「アルピニスト!?お前、富士山行って崖から落ちて死ねェェ!!」
「元気じゃねぇか」
「身体が動かないから口を動かしてるんですぅ!ほんっとお前ムカつく!!」
フシューッと音がしそうなくらい毛を逆立てるようにして怒る姿は猫のようだ。
とりあえず、機嫌を直すためにフレンチトーストでも作ってこよう。コイツのは砂糖多めで。
10.06.05UP