先生どうにかしてください

キーンコーンカーンコーン


授業の終わり、今日一日の終了を知らせるチャイムが響き、俺は教室を飛び出す。
向かう先はどこですか?決まってる。国語研究室だ。

部活は引退した。放課後は国研に入り浸りだ。
大学進学を目指す俺は、入試科目に小論文があるため指導してもらいに行くのだ。
まだ9月。夏休みもこの前終わったばっかだが、俺は国語が大の苦手で、 こうして早めに指導してもらいに行っている。


と、いうのは建前で、本当の理由はその国語の教師に会いにである。
その教師は俺の担任で、国語の教師なのに白衣を纏い、サンダルをペッタペッタさせ、 ふくよかな胸を薄色のピンクや水色などのカッターシャツで包んでいる女教師だ。 女だぞ?胸はあるが、スタイルもいいが、色も白いが!! 口調、サンダルペタペタ、どこも女らしさが感じられない。
一人称は俺。


だがそんな女教師、坂田銀時(名前も女らしくない)、あだ名は銀八、に恋をしてしまったのだ。
初めはそれは憧れだ、異性の教師に惚れるなど若い頃ならよくある話だと聞くからこれは違う。
そう言い聞かせていたが、よく考えろ。あの教師は異性だと思えるか?否。ということはだ。
俺は本気でその教師に惚れてしまったということではないか?


そう自覚してから、先生を観察するようになった。そしたら気づいたことがたくさんある。
近づくと甘い香りがする。極度の甘党で、昼食はジャムパンやメロンパンやチョコデニッシュ、 そしていちご牛乳。眼鏡は実は伊達。
そして無意識に色気を垂れ流しにしていることだ。
あれはいけねぇ。あれで思春期の、本能に忠実な男子高生の前に出てみろ。
喰われる。確実に!




「二行目から四行目まで書き下し文にしろ〜じゃあ今日の日直前出てこい」
「先生、ちょっとここわかんないんスけど〜」
「あ?どれ?って、ちょ、おいケツ触んじゃねぇ」

男子生徒の手は徐々にスカートの中に侵入し、下着の中にまで手は入り込み・・・。
いつも崩れない銀時の顔が赤く上気しているのに他の男子生徒までもが我慢できなくなり

「先生、俺がソイツの代わりに書き下し文やりますよ」
「俺、訳せますよ」
「俺、ちょっとココわかんないんで〜」

ぞろぞろと生徒が銀八の周りに集まり、無数の手が銀八に伸びる。
ある手は腕を押さえ、ある手はカッターシャツのボタンをはずし、ある手は




「おーい土方くん?」
「へ!?」
「何、国研の真ん前で突っ立ってんの?早く入れば?」
「あ、は、はい」


銀八の声で現実に引き戻された俺は国研に入る。
この国研は銀八ほぼ一人で使用しているため銀八の匂いが充満している。


「じゃあ、この前書いてきてって言っといたヤツ見せてみ」
「はい」


家で書いてきた小論文を差し出す。
銀八は眼鏡をくいっとあげ、読み始める。でも眼鏡って伊達なんだろ?

伏せた瞼は頬よりも透き通る白だ。 うっすら水色の血管が見え、髪の毛と同じ色の銀色の睫毛が頬に影を落とす。


睫毛、長いんだな・・・。


座っている銀八のそばに立ち、見下ろすような形だ。
銀髪の間からのぞく白いうなじ、カッターシャツ(今日はピンクだ) を第三ボタンまで開けているせいで見える鎖骨、ぎりぎり見えそうな、谷間の影。


ボタンは開けるならせめて第二ボタンまでにしておけよっ
もしかして、ボタンが締まらないのか?胸が苦しいとか・・・っ
でもそんな風に開いてたら、そのシャツ開きたくなるだろ!!
よく一緒にいる、同級生だったっていう数学の坂本とかに直しちゃる〜とか言って ボタン弾き飛ばされるかもしれねぇぞ!!
あの天パ教師、アンタのこと確実に狙ってるぞ!!




「金時〜」
「だぁかぁら銀時だっつってんだろ!」
「それよりもおまん、シャツ開きすぎじゃき、わしが締めちゃる」
「あぁ?別に開きすぎじゃねぇだろ?」
「目の毒じゃき、ほれ来てみぃ」
「んー」

坂本の手は銀八のシャツの襟に伸び、そして掴むと、左右に思い切り開いた。
結構な力で開いたせいで、ボタンの何個かは飛んで行った。

「なっ!おい!何しやがる!」
「だから言ったき。目の毒じゃと・・・」

開かれて出てきた胸。
坂本がそう口にするのと、後ろに回した手が下着のホックを外すのと。 そして弾け飛んだボタンが床に当たるのはほぼ同時だった------




「土方くん?おーい、聞いてる?」
「は、はい!?」


やべぇまた遠くの世界へ行っていた・・・。


「あのさぁ、ここ、要約がさぁ、ちゃんと要点掴めてないんだよね。 この部分はこの作者の主張じゃねぇからいらないしー、あと論文の方だけど、 二段からまとめにいくのが早すぎだな。理由がもうちょっと欲しい。それとね〜」


銀八が間違っている部分や改善すべき点を、指で指して説明してくる。

指もまた白く、長く、細い。爪はネイルアートしていないが、つるつると光っている。 俺は爪が長い女やネイルで爪にやたら装飾する奴は好きじゃない。 色を塗ったりラメできらきらしているぐらいならいい。


アレが、俺の背中に爪を立てたら、背中、赤くなんのかな・・・。
力入りすぎて、爪が白くなるぐらいシーツに爪を立てているのを俺がやさしく包んで・・・


「なぁ、土方くん、俺の話聞いてる?土方くんってさぁ、 よくどっかふわふわ思考飛んでくよね?どこに飛んでってるか知んないけど、 先生の話はちゃんと聞こうぜ?次ちゃんと聞いてなかったらお仕置きするから。何がいいかな〜」



お仕置きって何だァァァァァァ!!!
妄想しちまうだろ!!どうすんだ!!またどっか飛んでっちまうだろォォォォ!!!




「なんでこんな簡単な所で間違えるの?・・・お・し・お・き・・・・・・だね?」

銀八の白く長い指が、俺のスラックスのジッパー部分をつぅーっと下から上に辿る。
そこはすでに、銀八といる時から軽くテントを張っていたが撫で上げられさらにその山が高くなる。

「何?ずっとおっ勃ててたの・・・?若いねぇ・・・でも先生、そんな子、好きだよ?」

くすくすと銀八は笑う。

「違ぇ!先生がっ」
「俺の所為?じゃあなおさら先生が厳しく指導しなきゃねぇ・・・ココに」


銀八がジッパーを掴み、ジジジッと下げる音が、 二人だけの放課後の教務室に響いた・・・・・・・・・





「おーーい、ひーじかーたくーん」
「ははははい!?」
「ねぇ本当に俺の話聞いてんの?マジで怒るよ?つぅか、何?俺のこと嫌い?だから話も上の空なわけ?」
「違う!!」

違う!!断じて違う!!むしろその逆、好きだから妄想が止まらねェ!!
好きだから、そんな色気ダダ漏れなアンタが心配なんだ! 俺の妄想のように他の男に襲われたらどうすんだ!!

「瞳孔開いてるぞ?いつもに増して。じゃあさぁ、とりあえず、明日、 俺が今日言ったこと気をつけてもう一度やってきて見せてよ。赤でポイント書いといたからよ」
「は、はい、すんません」





家に帰ってきた俺は、机にチェックをしてもらった小論文を出す。
赤で引かれた線や、書かれたややへたくそな字を見ると、ペンを持つあの銀髪教師の白い手を思い出し、 そして顔を思い出し、身体を思い出し、声を思い出し・・・下半身に余計な熱が集まってきてしまった。
頭を振り鞄から数学や英語の教科書とノートを取り出して予習と復習に取りかかろうとするが、 頭の中で、銀髪がちらついて離れない。


今日は少し暑かった。暑いため、密室の国研でぱたぱたと襟を煽いで頬を上気させていた。
銀八の肌が紅色に染まっているのが、白い肌に映えて目立っていた。
情事の時はあのような顔をするのだろうか。


思い出してしまうと止まらなく、どんどん下半身に熱が溜まっていく。
仕方がないので、(これは男の生理現象だ。適度に抜かないと身体にもよくないしな。 それに銀八だって悪いんだ。あんな格好で・・・) と誰にしているのか言い訳をしながらベッドに腰掛け、ズボンの前をくつろげた。




くすくす、と銀八は笑いながら、テントを張った下着から昂ぶるモノを取り出して、 白い長い指で上下に扱き始めた。
あの、チョークを持って黒板に文字を羅列していく、俺の書いた小論文に赤で添削していく、 あの白い手の、長い細い指が、今俺の凶悪なものを握っている。 倒錯的で、犯罪めいていて、俺のソコはさらに熱くなり堅くなっていった。

「先生・・・舐めてください・・・」
「生徒の分際で俺に命令?・・・ま、いいけど・・・」

また銀八はくすくす笑いながら、下唇をぺろりと舐めた。そしてその紅い舌が俺のモノに伸び・・・。


俺は銀八をベッドに組み伏せ、スカートを捲りあげ、 夏の暑い時は生足でいる銀八の、すぐに辿り着く下着を思い切りずり下ろし、脚の間に指を忍び込ませた。


馴れてとろとろに溶け切ったソコに俺は身を沈める。 すんなりと入り、銀八の顔を見ると、白い肌を上気させ、玉のような汗を浮かべ、 紅いような万華鏡の瞳を潤わせ、真っ赤な唇を三日月のように歪めていた。
年上の、教師の余裕を見せつけられた気がして悔しくて、 俺はその表情(かお)を崩そうと強く腰を押しつけた。

やがて銀八の余裕の表情もなくなり、俺は限界が近く、一層強く奥深くまで突き刺した。

「ああぁぁぁぁ!!」
「くっ・・・」






「十四朗ー!!夕飯よー!!」


イッた瞬間、下から母の夕飯を知らせる声が聞こえ現実に一気に引き戻され、一気にさめた。


「あああ後で行く!!」


手についた白濁を見て、一気に虚しさと後ろめたさが押し寄せる。
ティッシュで拭い、ごみ箱に投げ入れるが入らない。 仕方なく、服を直しよろよろと転がって行ったごみを拾うと、 机に目が行き、そこには赤ペンでチェックの入った小論文。

「はぁぁぁ」

大きく溜息をつき、何事もなかったかのように俺は、家族団欒へ入って行った。





次の日、また放課後、銀八に補習をしてもらっている。

「あのさぁ、土方、お前表現力はいいんだよね〜想像力も豊かなようだし。小説家になったら?」


♀銀八先生は、ほとんどスラックスが多いですが、夏の暑い日などは涼しいからということでスカートを履きます。
そして生足。(希望)