俺は銀髪美人の侍と付き合ってる。
けれど独り占めできない。
なぜなら銀髪は俺の部下の総悟とも付き合ってるからだ。
浮気とかではない。
総悟も銀髪が好きで二人同時に告白をしたらどちらも選べないと言うので相談して総悟と共有することとなったのだ。


ほんとは独り占めしたい。
でもできない。
銀髪は俺も総悟も好きだと言っている。
あいつの幸せな顔は壊せない。
俺らが喧嘩したらあいつは怒る。
あいつを怒らしてはいけない。

なぜなら・・・・・・


はぁ・・・気にくわねぇ。




 *****


俺は銀髪美人の侍と付き合ってる。
けれど独り占めできない。
なぜなら銀髪は俺の上司の土方コノヤローとも付き合ってるからだ。
俺はそれに納得してるわけではない。


できるなら独り占めしたい。
なんだって土方コノヤローと共有しなければならないのか。
でもあのひとの悲しむ顔は見たくないし・・・。
怒らせるのもできない。

だってあのひとには・・・・・・


はぁ・・・気にくわねぇ。












銀髪美人・・・もとい銀時は屯所へやってきた。

「旦那!来てくれたんですねぃ!ささ、上がってくだせぃ。お茶菓子用意してきやす。ケーキあるんですぜぃ」
「お、マジで!?ラッキー♪んじゃ待ってるわ〜」

そう言って銀時は笑顔で客間へ入って行った。
それを数人の隊士がポゥーっと見ていたので沖田はギロリと隊士達に睨みをきかした。


(てめぇらが気安く見ていいお方じゃねぇんだぁ)


沖田は、ひっと言って散らばっていく隊士達を一瞥し急いでお茶菓子を取りに行った。




その間に、見回りから土方が帰ってきた。

「あ、副長、見回りご苦労様です。さっき旦那が来ましたよ。今客間にいます」

ミントンをやっていた山崎が声をかける。
土方はミントンをやっていたことを怒って山崎を殴ってから客間へ向かう。
そこにはふわふわの銀髪を持った恋人がいた。

「あ、土方くん。見回りしてた?」
「あぁ」
「今沖田くんがお茶菓子持ってきてくれるって言うからさぁ」

そう言う顔はキラキラしてる。


(やべぇだろその顔・・・かわい過ぎだ!!)


共有しなきゃいけないことを忘れて土方は銀時を押し倒していた。

「ちょ、土方、沖田くんが、」
「なぁ、やっぱり俺だけのものに」



スッ



突然ふすまが開き、その先にいたのは・・・



「土方さん・・・何やってんですかぃ・・・共有するって約束、もう破るんですかぃ」
「っ総悟・・・俺は・・・・・・共有なんて認めたわけじゃねぇ・・・こいつは俺のもんだ」
「俺だって独り占めしたいでさぁ・・・あんたになんてやらねぇ・・・」

二人は一触即発のように睨み合っている。
気づけば取っ組み合いの喧嘩をしていた。
そばに銀時がいることも忘れて・・・



「二人とも喧嘩やめろ!!」


その声にはっとして二人は手を止める。
そして思い出した。
「二人とも俺のことで喧嘩はしないって約束しなっかったっけ?」


やばい。


そして銀時は極上の笑みを浮かべ
「二人ともおしおきね?」

二人はサァっと血の気が引いていくのを感じた。







「んんっ・・・ふっ・・・」

銀時は自分の中心を扱き、後孔をほぐしている。
そう、自慰をしている。
土方と沖田の目の前で。


土方と沖田は後ろ手に自分たちのスカーフで縛られていて手が出せない状態だった。
おしおきと称しされたのはいわゆる放置プレイで。


銀時は女王様だった。



―Sなのは知っていたが総悟よりもSだな・・・俺はMじゃねぇのにやっぱりこいつには逆らえねぇ・・・


―俺はドSだけど旦那も相当だ・・・俺はMじゃねぇのに旦那には逆らえねぇ・・・



動けない二人の目の前で一人Hショーを見せつけられ、二人の股間はふくれあがっていた。
「ぎ、銀時・・・っ」
「旦那ぁ・・・っ」
悩ましげな瞳で銀時がこちらを向くと


「何?もう我慢できないの?堪え性のねぇやつらだなぁ」
呆れ顔を見せ、そのあとにやりと笑って唇をぺろりとなめるのを見せられるともう我慢ができなかった。
「なぁ、人にものを頼む時ってどうすんだっけ?」
銀時が口角を上げて二人を見る。


「・・・わ、悪かった」
「タメ口?真選組はそう謝んの?目上の人に」
「す・・・すみませんでした・・・もう喧嘩しませんから・・・腕解いて、抱かせて下さい」
「すみませんでした・・・銀時さん、抱かせてくだせぇ・・・」



にっこり。



銀時は満足そうに微笑んで二人の拘束を解いた。





もう駄目だ。






完全に堕ちた。










逆らえない


ドSっていいですよね♪
'09