僕が上がって、銀さんが入れ替わるように脱衣所に入ってきた。
タオルで急いで隠していたら、銀さんがするりと着流しを落とし、
黒いインナーに手をかけするっと白い肩が見えた所で僕は急いで脱衣所を飛び出した。
寝巻に着替えてぼぉーっとしていた。
「新八ぃ〜?どうした?逆上せたかァ〜?」
「わ!銀さん!わわ!!」
「な、なんだよっ声かけただけだろ!?何そんな驚いてんだ。
こっちがびっくりしたわ」
「いや、す、すみません。じゃなくて!なんて格好で歩いてんすか!!」
銀さんは風呂から上がって、腰にタオルを巻いただけの格好で出てきた。
「別にいいだろ?神楽いねぇし、男同士なんだし。見慣れてんだろうが。
なんだよ今日はカリカリ怒ってよ〜反抗期ですかぁ〜発情期ですかぁ〜」
思春期ですよ!!
僕は思春期なんだ!思春期の僕の目の前に、裸で出てくるなんて酷い。
僕は、まだ、その、ど、童貞なんだっ。いや、童貞だろうがそうでなかろうが、
思春期だろうがそうでなかろうが、男なんだ、好きな人の裸が目の前にあればムラムラしてしまうわけで。
本当に、もっとデリカシー持って、僕のこと気遣ってくださいよ!
なんて、銀さんは、僕が銀さんのことを好きだなんて知っているわけないし、
男同士だしそんな気も起るわけないはずで、それに僕のことを家族だと思っているんだから
僕の前で裸になろうが恥ずかしくないわけで。
「新八?何だよ黙ってよぉ〜いつもの突っ込みはどうしたァ〜?突っ込んでくんなきゃよぉ〜」
なんか卑猥に聞こえてしまうのは僕の耳が病気だからでしょうか。
僕の頭が沸騰しているからでしょうか。
「まあいいや、新八ぃ〜布団敷いて〜」
「あ、はいっ」
僕は和室に飛び込み銀さんの布団と僕の布団と、並べて敷いた。
ちょっと待って。これじゃあ近すぎかな?いや別に普通だよね。
銀さんって寝顔が、オッサンなのに・・・可愛いんだ。
男にしてはふっくらとしている唇が半開きで、それがなんか、噛みつきたくなるような・・・。
そういえば銀さん、横を向いて寝てることが多いんだよな。僕の方を向いて寝たらどうしよう。
僕、寝れない・・・。
僕が和室に入って、敷いた布団の上に座って色々考えてたら銀さんも和室に入ってきた。
そしてあろうことか僕の目の前で腰に巻きつけていたタオルを取ったのである。
僕の目の前で、というのは少々誤謬があるかもしれない。
銀さんは寝巻に着替えようと、箪笥の前でタオルを落とし、イチゴパンツを穿き、
いつも着ている甚平を身につけていった。
僕はその流れるような仕草をじっと見つめてしまっていた。
銀さんは僕の視線に気づいてこちらを向く。
「何?あんまじろじろ見んなよ。男同士でもなんか恥ずかしいだろ」
「あ、す、すみません・・・」
肌白いな・・・。しかも風呂上がりだからほんのり赤くて・・・。
銀さんの肌はすべすべしてるんだって。姉上が、前言ってた。
「銀さんって男の癖に肌すべすべですねぇ。羨ましいわ。
手入れもしないでその肌なんでしょう?ムカつくわ」って。
適度に筋肉がついていて、無駄な肉はなくて。華奢でもない、どう見ても男の身体なんだけど、
どうしてか、色気がある。
僕の前で裸になっていたわけだから、僕はその身体をしっかり見てしまったわけで。
その・・・ち、乳首、ピンクだ・・・。お、お尻も、きゅっと引き締まってて、
でもなんか柔らかそうで。触ったら吸いついてきそうな・・・。あの割れ目の奥には、
「新八・・・・・・うん。男だもんな仕方ねェよ。まだ若いしな。
うん。俺は見てないことにしてやるから。厠・・・行ってきたら?」
「へ!?」
わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
たたたた勃ってしまったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
銀さんで妄想してたからだ!!やばい!!バレた!!どどどどどうしよううううううう!!!
「お前、まだ童貞だもんな。仕方ねェよ。ていうか、何想像してたんだよ。
あぁ、そうだよな。その歳ん時は鉛筆転がってるだけでも勃っちまうもんな。うんうん。仕方あるめェよ」
「あ・・・う・・・」
「・・・それとも抜いてやろうか・・・?」
は!?え!?な、え!?ぬ!?
びっくりして固まってしまった僕にお構いなく銀さんはいそいそとティッシュの箱を近くに持ってきた。
「男のモノは掴んだことねぇけどさぁ、感じるところはそう変わんねぇだろ。
よし。新八。お前の皮剥いてやろう」
「ぎぎぎ銀さん!?」
銀さんは僕の下衣を緩め下着の中で張り詰めていたモノを取りだした。
「まだ皮被ってんじゃん。剥いてやるよ。剥いて垢とんねぇと病気になるぞ〜」
「ひっ!わっ!ぎぎ銀さん!!」
銀さんの右手は僕のナニを握って、上下に動かしていく。
もともと堅くなっていた僕のナニはさらに硬度を増し、すぐに限界がきた。
男のモノを握ったことがない、ということは男との経験はないということか。
なんかありそうな気はしていたけどなかったみたいだ。よかった。
でも銀さんも男なので、感じるところは分かっている。手淫は巧みだった。
「ぎ、銀さん!」
「うおっ!」
僕は銀さんの手の中に吐き出した。
「量、多いな〜。あんま溜めてっと体によくないぞ〜新八くーん」
「・・・銀さん、面白がってます?」
「ん?いや、別に?お前が童貞だからって面白がるわけねぇじゃん!」
「面白がってるでしょう!声ひっくり返ってますよ!」
「だからぁ〜恥ずかしがることねェよ。童貞だもん。ちょっと妄想しちゃっただけでも勃っちまうもんだよ。
童貞だもん。メガネだし」
「そのメガネってなんですか!関係ないでしょう!!それに童貞童貞連呼しないで下さいよ!!」
「だって本当のことだろぉ〜?」
「そうですけど!!この歳なら別に普通でしょ!!それともなんですか。
童貞じゃないのがそんなに偉いんですか」
「いや、別に偉いってわけじゃ・・・」
「・・・じゃあ銀さんが、僕の童貞消失・・・手伝ってくださいよ」
「し、しんぱち・・・?」
僕は、僕の吐き出したものをティッシュで拭き取っている銀さんの手を掴み、
じりじりと近づいていった。
「新八くぅーん・・・目ェ、イっちゃってるよォ〜」
銀さんの瞳に映る僕は、余裕のない顔をしていた。
僕が銀さんの太腿を跨ぐように乗り上げたので、銀さんは後ろへ引かず、そのまま煎餅布団に倒れる。
口元が引きつっている。僕に押し倒されるとは思ってなかったからだろう。
「ししし新八?」
動揺している銀さんを余所に、僕は銀さんの甚平の紐を解いて前をはだけてやる。
そこに右手をそろりと這わす。
触れてみたかった銀さんの肌。女性のような膨らみも柔らかさもないけど、恋焦がれていた肌。
本当にすべすべしている。
うっすらと残る傷跡。僕の知らない傷だらけだ。でも僕の知っている傷もある。この肩の傷、
何本もあるけど、その中のいくつかは知っている。この腹の大きな傷だって。
あの時は僕の目の前に絶望の闇が広がった。怖かった。初めて肉を斬った。
この人を僕が包みこんで護ってあげれたら。
でもこの傷も全て今の銀さんを形成している一つで。この傷ひとつひとつが愛おしい。
僕はそれに唇を寄せた。
「新八っ!何してっ」
傷跡に口づけて、ぺろりと舐めた。
銀さんは、ひっ、と声を上げる。
さらに僕は傷をぺろぺろ舐めたあと、舌でつつつ、と桃色の突起に辿り着き、舌で転がす。
「ひやぁ!ぅわ!おい!新八!やめろ!」
銀さんは、甲高い甘い声を響かせた。
こんな声で喘ぐんだ・・・。
銀さんは僕に抗議をしながら僕を押し返そうとする。
僕だって男だ。侍だ。銀さんよりも力は弱いけど、いざとなったら銀さんと同じくらい、
もしかしたらそれ以上力出るんだ。
それでも、僕は抵抗の力を弱めるために銀さんの股間を撫でた。
「あ!ちょっ」
半勃ちくらいだったものを、形を確かめるように撫でる。
びくびくと、衣服の中のモノは形を変えていく。
甚平のズボンとかわいいピンクのイチゴパンツをすぽんと抜き去る。
銀さんはぽかんとしている。可愛いな。
ぷるんと現れたものを、先程銀さんがしてくれたように包みこみ上下に扱く。
銀さんは、んっ、と色っぽい声で喘ぎ、ふぅふぅ息をしている。
「ぅあ!し、新八!!何して!離せ!」
僕は銀さんの下肢を口腔に含んだ。
性交渉の経験がないのだから当然男の人のモノを口に入れるのも初めてなわけで、口に広がる苦い、
青臭い匂いと味に、うっとなるけど銀さんのだと思うと全然平気だ。
ちらっと上目で銀さんの顔を盗み見ると、銀さんと目が合った。
銀さんはびっくりして目を見開いて僕を見ていた。
「しん・・・ぱちっ・・・テッメ・・・ウソだろぉ・・・アッ」
「ろうひたんれすか?」
「あっ!咥えたまま喋んなぁぁ!ひっ!!そそそそんなとこいじんなぁぁぁ!!」
僕は口に含んだままさらに奥に手を伸ばし、銀さんからとろとろ溢れる蜜を指に絡ませ蕾に侵入した。
狭いのを根気よく解していく。
銀さんの抵抗は弱くなっていく。銀さんは、僕の髪の毛に手を差し込み引っ張っている。
ちょっと痛い。でも本気で嫌ならもう僕はぶっ飛ばされて骨何本かいっちゃってるるはずだ。
4分の3殺しくらいはされてるはずだ。
でも銀さんはそこまで抵抗しない。期待してもいいのかな・・・。
よく解れた後孔に、僕の昂ぶった自身擦りつけ、銀さんを見つめた。
「しんぱちぃ?」
舌足らずに僕の名を呼び、銀さんは万華鏡のような瞳をうるわせ、僕を見上げた。
「銀さん、好きです。僕は、銀さんが、好きです。あなたの身体、僕に下さいよ・・・」
「しん・・・ぱち・・・」
こんなことしといて今更だけど、僕の真剣な目を見て、銀さんは呆けた顔をしていたが、
ふっと微笑んだ。
「お前、それ言うのおっせぇんだよ。早く言えっての・・・」
銀さんは僕の首に片腕を回して僕を引き寄せ、キスをしてくれた。
僕はそれを肯定と受け取って、嬉しさと共に、宛がっていた熱を銀さんの蕾に沈めた。
「ア――ッ!うぅっ」
「銀さん、痛い、ですか・・・ッ?」
「痛ぇなんてもんじゃねぇよ!身体真っ二つに裂けるっての!!死ぬ!」
「おおお落ち着いてください、今、一番太い所入りますから、そしたら楽になるはずですから!」
「馬鹿っぱちぃぃ!!んあ!!」
ゆっくりと身体を沈め、銀さんはふーっふーっと息をついている。
「ん・・・待て・・・ちょ、タンマ・・・」
でも僕は、待てるほど若くないし、経験もないしで、待ったを聞かずに銀さんを揺さぶってしまった。
「やぁ!!テッメ!待てっつったのにぃ!ひっ!ひっ!」
銀さんの目からは涙が零れている。それを僕は舐めとろうと体勢を変えようとした。
「アァ!!」
そしたら銀さんは一層甘い声で啼いた。
イイところに当たったらしい。すぐに感じるかどうかは個人差あるらしいが、
前立腺を擦られるとイイらしい。銀さんのことが好きだって自覚してから電子喫茶で、
インターネット使って調べたんだ。
銀さんの内腿がぴくぴく震えている。僕はもう一度、銀さんが一層声を上げたところを突く。
「あ!!やめ、新八!そこは!ァア!!」
段々馴染んできたらしく、銀さんの喘ぎからは痛さの含まれるものはない。
僕は熱をギリギリまで引き抜いてそして奥まで突き入れた。
銀さんは甘い声で啼き、背を反らし、僕の背中に回した手で僕の背中に爪を立てる。
挿入した時には痛みで萎えてしまっていた銀さん自身も今は硬度を取り戻している。
僕はソコを擦り、銀さんの感じた部分に突き立てる。
「あ、あ!しんぱちぃしんぱちぃ!イ、くぅっ」
「ぼ、くもですっ出しますよ!」
「ぅん、ぅあ!あぁあ!」
「んっ」
僕は銀さんの最奥を突き、熱を吐き出した。
銀さんもほぼ同時に白濁を飛ばした。
それから、当然初めてだった僕は一回じゃ満たされず、
同じく男は初めてだった銀さんを何度も何度も犯してしまった。
銀さんは死んでるように眠ってしまい、僕も疲れて満足して、銀さんの横で眠りに落ちた。
朝、神楽ちゃんが玄関を開けて「ただいまヨ〜!!」
と帰ってくる音で目が覚め、飛び起き急いで僕は衣服を整えた。
銀さんは起きる気配がなかったので、銀さんには布団を被せてあげた。
まだ情事の痕が残ってる。
「新八、珍しく遅起きアルな」
「へ!?」
時計を見たらもう昼前だった。
「銀ちゃんはまだ起きてないアルか。マダオアルな」
「そそそそうだね!ははは」
いつもならそういえるけど、今日の理由は僕が原因ですだなんて言えない!
「夜遅くまでプロレスやってたんだろ淫モラルヨ」
「は!!??」
神楽ちゃんは軽蔑の眼差しを送ってきた。