甘味は一週間に一度だけですよ?

もし星をつけるのであれば絶対3、いや4、5つくらいついてるんじゃないかというくらいな高級ホテル。
天人の主要人物や幕臣などがよく利用しているというホテル。そのホテルのエレベーターを上がる、上がる、スイートの広い部屋が今日の俺の仕事場。
今日の依頼主は五十を越えたくらいだろうか、白髪交じりの髪で禿げていない。大手ホテルの経営者だという。だからこのホテルもこの人の持ち物。


「は、あぁ・・・」
「君は本当に、淫乱だね」
「んぅぅ!」
「ここももうこんなにとろとろだ」
「あ、あぁ、や、指じゃ、物足り、ね、」
「じゃあ指じゃなくて何が欲しいんだい?」


この、今俺を組み敷いているオッサンは、頭は禿げていないし(まぁ別にハゲが嫌いってわけじゃあないけど)太ってもないし、 だからといって痩せているわけでもない、多分ジムにでも通っているんだろう、五十を越えているにしては衰えていない引き締まった身体をしている、 ふわりとコロンの匂いがして、ダンディーなオッサンだ。まるでダンディーなおっさん、マダオ?
そんなこのオッサンは俺のまぁ所謂お得意様で、わざわざこんな売りをしている男とセックスするだけというのにこのように高い部屋を用意する。 まぁ自分の持ち物だから別段気になることでもないんだろうけど。
でもこのオッサンは本当にモノ好き。俺のケツに指突っ込んで、俺の状況を口に出して、そして俺に卑猥なことを吐かせたがる。


「ふぅ、アンタのちんこ、俺のお尻に、入れ、ぅあああっ」
「銀ちゃんの中、とろとろだねぇ。熱くて溶けそうだよ」
「あぁ、ん、やぁっ、そこ、だめ、ぅああ」
「気持ちいいかい?」
「あ、ん、きもちい、い」


やっぱり亀の甲より年の功っていうのかな、経験と年を積み重ねてきた奴はウマい。
そんでもって余裕もあって暴走して来ないから、俺もちゃんと感じることができる。

「ふ、あ、イ、く、イク!」
「いいね、一緒にイこうか」
「あ、あぁぁ!!」


ぐったりと達した後のダルさでベッドに突っ伏すと、オッサンは俺の頭をふわふわ撫でてきた。
あ、それ気持ちいい。大きい手、好きだ。


「銀ちゃん、もう売りなんてやめて私の専属にならないかい?私はお金も持ってる。何でも買ってあげよう。 君の所には子供が二人いたね、その子達も困らないようにしてあげよう。大好きな甘い物もたくさん食べさしてあげよう」
「んー」


また始まった。
俺はお金は欲しいけど、気持ちいいことがすきなんだ。だから、


「俺、甘い物は一週間に一度って医者に止められてるから」


10.06.13UP